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フリーズドライ ドッグフードの魅力と基本情報…ドライとの違いなど

ドッグフード

あなたは、愛犬のごはんに「自然な栄養」と「安全性」を求めたことはありませんか?
近年、ペットフードの選択肢が増える中で、“熱をかけずに栄養を逃がさない”という利点から、フリーズドライタイプのドッグフードが注目を集めています。
本記事では「そもそもフリーズドライって何?」「従来のドライフードとどう違うの?」という基本から、「どう与えるのが正しい?」「メリット・デメリットは?」まで、初めてチェックする人でもわかりやすく整理しました。

フリーズドライドッグフードって何?


フリーズドライのドッグフードというのは、一言でいえば “生の食材に近い状態を、長く・手軽に保てるようにしたフード” です。
ただの乾燥フードとは少し違っていて、作られ方に大きな特徴があります。

フリーズドライとはどういうものか


まず原材料を凍らせ、それを真空状態にして水分だけを飛ばす
…これがフリーズドライ製法です。
熱をほとんど使わないため、食材の形や香り、栄養がそのまま残りやすい、というのが最大のポイントです。

犬のごはんでよくある「熱をかけて固めたドライフード」と比べると、
・肉や魚の風味が生に近い
・栄養価が落ちにくい
・水で戻せばふだんの手作り食のような質感になる
といった特徴があります。

見た目は軽くてサクサク


フリーズドライは水分がほぼ抜けているので、とても軽くて、指でほぐれるような質感です。
そのままカリッと食べられる犬もいますし、ぬるま湯を少し加えると、途端に素材本来の香りが立ち上がり、食いつきが良くなることもよくあります。

使いやすさも魅力


生食に近いのに、常温で長く保存できるため、
「手作りや生食に興味はあるけれど、毎日は大変…」
という飼い主さんにとっては、非常に扱いやすい選択肢です。旅行の時の携帯や、災害用の備えとして使われることもあります。

なぜ栄養や風味が残りやすいのか


フリーズドライのフードが「栄養や風味を残しやすい」と言われるのは、作る工程がほかの加工方法とまったく違うからです。
ポイントは “熱をほとんど使わない” という一点に尽きます。

熱で壊れやすい栄養を守れる


一般的なドライフードは、高温で加熱しながら形を作っていくため、どうしてもタンパク質やビタミンが熱の影響を受けます。
一方フリーズドライは、

1:材料を急速に凍らせる
2:真空にして氷だけを気化させて抜く
という流れで乾燥させます。
この過程では高温にさらされる時間がほとんどないため、熱に弱い成分が比較的そのまま残りやすいのです。

香りや旨みの元が逃げにくい


犬が食いつく理由のひとつは香りですが、熱乾燥の場合、素材に含まれる油脂や旨み成分が飛びやすく、香りが控えめになりがちです。
フリーズドライでは、凍った状態から水分だけを抜くので、香りの元になる成分が外に流れ出しにくく、素材本来の匂いがしっかり残ります。
ぬるま湯をかけると、一気に香りが戻ってくるのはそのためです。

形や質感を崩さない


熱加工はどうしても食材の形状を変えてしまいます。ペースト状にしてから成形するものも多く、「元が何だったのか分かりにくい」食感になることがあります。
フリーズドライは素材の構造を保ったまま水分だけ抜くため、

・見た目は軽くてサクサク
・水を加えると元の肉や野菜の質感に近づく
というように、“食材らしさ” が残ります。

ドライフードやおやつタイプとの違い


ドライフードや一般的なおやつとフリーズドライを比べると、見た目以上に「作り方」と「中身」が違うことが分かります。ここでは、飼い主さんが実際に選ぶときにイメージしやすいように、わかりやすく解説します。

■ 加工方法の違いが“性質の違い”を生む


● ドライフードは「熱と圧力でまとめて固める」

市販のドライフードは、原材料を細かくしてペースト状にし、高温と圧力をかけながら成形します。
いわば “加熱しながら作るクッキー” のようなイメージで、熱によりカサが減り、サクッとした固い粒になります。
この工程のメリットは

・保存性が高い

・大量生産しやすい

・価格が抑えられる

といった点です。
一方で、熱に弱い栄養が減ってしまうことがあるのは避けられません。

● おやつタイプ(ジャーキーやクッキー)は「味の濃さや食感重視」

犬用おやつは、原材料をそのまま乾燥させたり、煮たり、焼いたりして作るものが多く、
「長く噛める」「香りが強い」「犬が喜ぶ味付け」
といった“嗜好性”が優先されます。

ただ、主食として毎日食べられるよう作られているわけではないため、

栄養バランスはまちまち

添加物が入っているものもある
という点は、用途に合わせて選ぶ必要があります。

■ フリーズドライは「元の食材をそのまま軽くしたような状態」

フリーズドライは、肉や魚・野菜などを 凍らせて水分だけ飛ばす という加工。
熱をかけないため、

・香りが素材のまま

・水やぬるま湯で戻すと、ほぼ“元の食材らしい見た目”になる

・栄養の崩れが少ない
といった特徴があります。

“おやつ以上、生食に近い” という、ちょうど中間の位置づけです。

■ 風味や香りの強さにも差がある


・ドライフード
ほのかに香る程度で、粒はしっかり固い。

・おやつ
焼き・煮込み・味付けなどによる香りの強さ。食べる楽しさ重視。

・フリーズドライ
水で戻すと肉の匂いが一気に立ち上がり、犬がとても反応しやすい。

「食いつきが良い」と言われる理由は、この自然な香りの違いが大きいです。

■ 主食としての位置づけの違い

・ドライフード → 総合栄養食として日常向け

・おやつ → ごほうびや補助食

・フリーズドライ → 主食にもトッピングにも使える“幅の広さ”が特徴

旅行や災害時の備えとして選ばれることがあるのも、軽くて持ち運びやすいフリーズドライならではです。

■ エアドライとの違い


● エアドライは“低温の風でじっくり乾燥”

エアドライは、低めの温度で風を当てながら時間をかけて乾燥させる方法です。
熱をガンガン使うわけではありませんが、

・ほんのり加熱される

・表面がややしっとり、もしくはセミモイストに近い質感になりやすい
といった特徴があります。

指で折ると「パキッ」ではなく「しなる」感じで、肉の繊維がそのまま残るような食感が多いです。

● フリーズドライは“サクッと軽い”

これに対してフリーズドライは、

・一度凍らせる

・真空の状態で水分だけ飛ばす
という方法なので、触るととにかく軽く、スポンジのように空気を含んだ食感になります。

エアドライが“干し肉に近い”のに対し、フリーズドライは“空気を含んだクルトン”のような軽さがあります。

■ ジャーキーとの違い


● ジャーキーは“噛み応え重視”

ジャーキーは肉をそのまま乾燥または加熱して作るため、

・水分が抜けてギュッと締まっている

・繊維が固く、よく噛むおやつとして向いている
といった特徴があります。

犬が夢中になりやすい反面、主食向きではなく、硬さもそれなりにあるため、シニア犬などには向かない場合もあります。

● フリーズドライは“ほぐれやすく、戻しやすい”

ジャーキーと比べると、フリーズドライは

・ボロッと崩れる

・指でも簡単にほぐれる

・ぬるま湯をかけると数秒で柔らかくなる
といった違いがあります。

噛む力が弱い子にも扱いやすいのは、フリーズドライ特有の“ほろほろ感”が大きいポイントです。

■ 質感の変化:水を加えたときの戻り方

ここはフリーズドライの得意分野です。

● フリーズドライ

・ぬるま湯をかけると、あっという間に元の肉や野菜の質感に近づく

・香りがふわっと立ち上がる

・ドッグフードというより“調理した食材”に近い

● エアドライ

・水を加えても完全には戻らない

・表面がやや柔らかくなる程度

・本来はそのまま食べる前提

● ジャーキー

・水をかけてもほぼ戻らない

・噛み応えが魅力のため、性質自体が別ジャンル

フリーズドライのメリット


■ 1. 栄養が落ちにくい


フリーズドライは、食材を凍らせて水分だけを抜く方法なので、熱をほとんど使いません。
その分、肉や魚が本来持っている栄養を壊しにくいのが大きな強みです。

「なるべく自然なごはんを食べてほしい」という飼い主さんに人気がある理由も、ここにあります。

■ 2. 香りや風味がしっかり残る


犬は人間以上に“香り”で食べ物を判断します。
フリーズドライは風味が飛びにくいため、袋を開けた瞬間に肉の香りがふわっと立ち、食いつきが良くなる傾向があります。

ぬるま湯で戻した時に一気に香りが広がるのも、この製法ならではです。

■ 3. 軽くて持ち運びしやすい


水分が抜けているので、フード自体がとても軽く、バッグに入れてもかさばりません。
旅行・アウトドア・通院時の“ちょっとした予備ごはん”としても使いやすいです。

また、災害時の備蓄として選ばれることも多いカテゴリです。

■ 4. 常温で長く保存できる


生食や手作りと違い、冷蔵・冷凍が不要。
しかも、乾燥しているので雑菌が増えにくく、賞味期限が長めです。
忙しい家庭でも扱いやすく、「いざというときの安心感」があります。

■ 5. そのままでも、戻しても使える“守備範囲の広さ”


フリーズドライは、使い方の自由度が高いのも魅力です。

・そのままカリッとおやつ感覚で

・ぬるま湯でふやかして食べ応えアップ

・トッピングとしていつものフードに混ぜる

一袋あれば 主食・トッピング・ごほうび のどれにも使えるため、食が細い犬や、時期によってムラが出やすい子にも向いています。

■ 6. 噛む力が弱い子にも扱いやすい


シニア犬や小型犬の中には、固い粒が苦手な子もいます。
フリーズドライは指で簡単にほぐれるほど軽く、お湯をかければ数十秒で柔らかくなるため、そういった子でも無理なく食べられます。

■ 7. 加工がシンプルで安心しやすい


工程が
「凍らせる → 水分を抜く」
ととてもシンプルなので、余計な加工や加熱処理が少なく、“素材そのもの”を感じやすいところも好まれています。

注意したいデメリット・与えるときのポイント


フリーズドライには良いところが多い一方で、知っておくべき注意点もいくつかあります。
「買ってみたけど想像と違った…」とならないために、実際の使い心地に近い形でまとめました。

■ 1. 価格がやや高めになりやすい


最大のデメリットはここかもしれません。
フリーズドライは手間のかかる製法で、原材料そのものの割合も高いため、一般的なドライフードより値段が上がることが多いです。

日常的にたっぷり与えるというより、

・主食として選ぶ場合は“品質重視”の家庭向け

・トッピングや補助的に使う
というケースが多い印象です。

■ 2. 開封後は湿気に弱い

乾燥している分、空気中の湿気を吸いやすいのがフリーズドライの特徴。
袋を開けっぱなしにしておくと、ふやけたり風味が落ちたりします。

保存のポイントは

・チャックをしっかり閉める

・乾燥剤が入っている場合はそのまま残す

・できれば早めに使い切る
といったシンプルな対策ですが、意外と大事です。

■ 3. “そのまま”が必ずしも適しているとは限らない


軽くてサクサクしているので、そのままポリポリ食べる犬も多いのですが、

・噛む力が弱いシニア犬

・小型犬や子犬

・よく噛まずに飲み込むタイプの子
の場合、ぬるま湯で戻すほうが安心です。

食材が元の状態に近づくので、喉にひっかかりにくくなり、消化の負担も軽くなります。

■ 4. 水分補給を兼ねて“戻したほうが良い場面”がある


フリーズドライは水分がほとんどないため、食事だけでは水を十分に摂れない犬もいます。
特に

・もともと水をあまり飲まない

・便が硬くなりやすい

・夏場
といった子は、戻して与える方法が向いています。

■ 5. 原材料そのものの味が出やすい


加工が少ないぶん、“素材の味や匂いがダイレクト”です。
良い意味では食いつきが良くなることも多いですが、
「好き嫌いがはっきりしている子」は、いつもと違う匂いに反応してしまうことがあります。

はじめて与えるときは、

・少量をトッピングにして慣らす

・食いつきを見ながら量を増やす
というステップが安心です。

■ 6. たくさん与えるとカロリー過多になることも

フリーズドライは軽く見えますが、見た目より高カロリーな場合があります。
「こんなに軽いのにこんなにカロリーあるの?」と驚くことも。

トッピングとして使う場合は、

・基本のフード量を少し減らす

・全体のカロリーを調整する
など、ちょっとした工夫でバランスが取りやすくなります。

こんな場合にフリーズドライが向いている


フリーズドライは「なんとなく便利そう」以上に、実は“ハマる場面”がはっきりあります。状況や悩みと合うと、その使いやすさがぐっと実感できるタイプのフードです。

たとえば、食欲にムラがある子にはとても相性がいいんです。乾いたままの状態だと香りは控えめですが、水やぬるま湯を含ませた途端に素材そのものの匂いや旨みがふわっと広がります。ドライフードに混ぜたり、トッピング代わりにするだけで“今日だけ少し食べたい気分じゃない…”という子の背中をそっと押してくれることがあります。

また、消化があまり得意ではない子やシニアにも扱いやすいタイプ。ふやかすと柔らかい状態になるので、噛む力が弱くても食べやすいですし、原材料そのままの形に近いので、お腹に負担をかけにくいのも理由のひとつです。

さらに、外出が多い人や非常用のストックを持ちたいご家庭にも向いています。軽くてかさばらず、保存性も高いので、旅行バッグや災害用バッグに入れておいても邪魔になりません。水さえあればいつでも“ほぼ元の食材”として戻せるので、いざという時の心強さがあります。

ほかにも、

手作りごはんの補助に少しだけ良質な素材を足したいとき

原材料や製法がシンプルなものを選びたいとき

子犬の頃から“素材の味”に慣れさせたいとき

こんなニーズにもぴったりです。

ひと言でまとめるなら、「手間を増やさず、でも素材らしさはしっかり残したごはんをあげたい」という場面で、フリーズドライは本領を発揮します。

フリーズドライフードを与える前に確認したいこと


フリーズドライはとても扱いやすい食材ですが、「ただ便利だから」と流れで使うより、いくつかのポイントを先に押さえておくと安心です。

まずチェックしたいのは、原材料そのものの内容。フリーズドライは加工が最小限なので、使われている素材の質がそのまま仕上がりに反映されます。余計な調味料や副原料が入っていないか、どこの産地のものを使っているかなど、パッと見てわかるくらいシンプルなものほど扱いやすいです。

次に気をつけたいのが、戻し方の目安。商品によっては「そのまま食べてもOK」「ぬるま湯で戻すとより食べやすい」など使い方が少しずつ違います。戻しすぎてベチャベチャになると香りも飛びやすいですし、逆に戻しが足りないと硬さが残ることもあるので、最初だけは袋の説明を参考にするのが無難です。

それから、愛犬の体質に合うかどうかも大切です。肉や魚の“単一原料タイプ”は素材が濃いぶん、合わない子だとお腹がゆるくなることもあります。初めてあげる場合は、ごく少量から様子を見るのがおすすめ。
特にシニアや消化が弱い子は、ふやかして柔らかくした状態から慣れさせると負担が少なく済みます。

最後に、意外と見落としやすいのが保存方法。フリーズドライは湿気が大敵です。封を開けたら、しっかりチャックを閉めるか、乾燥剤の入った密閉容器に移すだけで風味も持ちもぐっと違ってきます。

まとめると、

・原材料のシンプルさ

・戻し方のコツ

・体質との相性

・湿気から守る保存

この4つを軽くチェックしておくだけで、フリーズドライを安心して、しかも一番おいしい状態で使えます。

まとめ


フリーズドライフードは扱いやすく風味も良い便利な食材ですが、安心して使うためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
まずは原材料がシンプルで余計な添加物が入っていないかを確認し、商品ごとに異なる“戻し方”の目安もチェックしておくと失敗しません。
初めて与える場合は、愛犬の体質に合うかどうかを見ながら少量から試すことが大切です。
また、湿気によって品質が落ちやすいため、封を開けた後は密閉して保存することも欠かせません。
これらを意識しておけば、フリーズドライの良さをより安心して引き出せます。

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